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ポリ子の日記

ポリ子さんの抽象的で感覚的でたまに論理的な日記です。大手メーカ経営企画。海外旅行。哲学。心理学。宗教。政治学。社会学。経営学。美味しいもの。個性。人類。が好きです。

ポリ子の財務諸表への接し方講座

どうもご無沙汰しております。

 

さて、4月ですね。新入社員が入ってくる今日この頃。

 

ポリ子さん、たまには元経理っぽく皆さんに財務諸表への接し方を

まことに僭越ながらお伝えしたいと思います。

 

  1. 会社とはなにか?
  2. PL(損益計算書)とはなにか?
  3. BS(貸借対照表)とはなにか?
  4. まとめ

 

ちなみに財務諸表の「読み方」ではありません。「接し方」です。

 

え?接し方?

 

そう、つまり心の準備です。

 

  1. 会社とはなにか?

 

会社、ひとまず法人とはなにかについて。

 

ポリ子さん、会社を設立することにしました。

 

そこで、資本金を集めるために仲間集めすることに。

 

ポリ子さん 100万円、 A郎くん 200万円、 B奈さん 300万円

 

で会社を設立しまーす。

 

ポリ子、A郎くん、B奈さん、3人の会社だね。うぇーい。

 

さ!銀行口座つくろ。

あ、印鑑欄だ。ポリ子押したので、A郎くん、B奈さん印鑑押して~

 

さ!お金借りよ。

あ、印鑑欄だ。ポリ子押したので、A郎くん、B奈さん印鑑押して~

 

さ!事務所借りよ!

あ、印鑑欄だ。ポリ子押したので、A郎くん、B奈さん印鑑押して~

 

さ!発注書かこ!

あ、印鑑欄だ。ポリ子押したので、A郎くん、B奈さん印鑑押して~

 

・・・・

 

がー!!!めんどくさっっっ!!!!

   

なら、3人でつくったグループで「ヒト」みたいになんでもできるようにしたらよくない?

 

てことで社会効率を上げるために、

3人のグループで作った会社を「法人」として法律で人格を与え、

 

人間(法律用語でいうと自然人)みたいに、

銀行口座作ったり、事務所借りたり、もの買ったり売ったりできるようにしましたとさ。

 

 

そこで出てきたこの人たち。

  

「ちょっと待ったー!!!!!!!」

 

「そんなグループに法律で人格与えたって言ってもさ、ちゃんとお金返してくれないと困るよ!?」

 

そう、債権者(お金を貸している銀行さん達)です。「貸した金返せよ」です。

   

貸したお金を返すという当たり前の約束を守ってもらわないと社会が大混乱になります。

 

いやいや、うちもちゃんともの売ってよ?

いやいや、うちだってお金払ってよ?

    

と顧客や仕入れ先からもチラホラと声が聞こえます。

 

わかった、ではちゃんと会社の状態が大丈夫ってことを表す書類だすのでそちらをご覧ください。

   

てことで財務諸表が登場します。

 

 

 2.PL(損益計算書)とはなにか?

 

PLとは、過去1年の成績表です。

 

売上高:

いくら取引したの?(扱う金額の規模)

営業利益:

本業でいくら儲かったの?(本業は会社設立時に設定します)

経常利益:

本業以外でいくら儲かったの? (メーカでいうと賃借とか為替影響とか)

特別損益

特別なこと(災害とかこの事業やめることにしたとか)なんかあった?

当期利益:

税金引いたらいくら残ったの?(税率は国によって違うので国際比較は当期利益では行いませんよね)

 

という感じです。スポーツ選手で考えると、わかりやすいですね。

 

去年どやってん、てやつです。  

   

 3.BS(貸借対照表)とはなにか?

 

BSとは、〇月〇〇日時点(ちなみに決算期間は自由に設定できる)のレントゲン写真のような健康状態です。

 

お金(人間でいうところの血液とか栄養素みたいなもの)をどんだけ借りているのか?

在庫どれだけあるのか?

これから支払う予定のお金はどれだけあるのか?

株主からお金どれだけ出資されているのか?

 

とかとか・・・

  

 

スポーツ選手でいうところの今体の状態どんな感じ?ってやつです。

 

太ってるやん、とか、

ちょっと痩せすぎじゃない?とかがわかると、

来年どういう成績になるかちょっと予想ができるわけですね~

 

 

4.まとめ

 

では、ここからわかることのまとめです。

 

 ①「素晴らしい財務諸表」というのはスポーツによって違う

 

 スケート選手、野球選手、サッカー選手、テニス選手、などなど

 それぞれ残せる成績、得意分野、かかる費用が違うので、

    全く違う業態の会社を比べるのはやや難しいです。同業他社と比較するのが一般的です。

 

 ②財務諸表では「未来」はわからない

 

 財務諸表は過去の成績と現在の健康状態を示すのみです。

 3年後どうなのか?というのは、プロスポーツ選手、競馬の馬のごとくわかりません。

 であるからして、

   会社の将来計画を同時に公表したり

 株価(株主からの評価)と過去成績が必ずしも(株主からの期待値のせいで)一致しない場合があるということです。

 

 ③財務諸表は社会の仕組みであり考え方の一つ

 

財務諸表はこのように

お金というものさしにて会社を表現した社会構造を回す一つの書類であり、

数学の計算書類ではありません。

 

なので、この製品これくらい価値あるよね~とかゆって在庫の価値を評価したりとか

工事の途中だけど取引(売上)だと判断できるよね、とか

考え方が書類表現に影響を及ぼしている部分が多くあります。

 

(債権者のために)「正しい考え方してる?」というチェック組織が、会計士さんですね。

 

もちろんヒトなので税金もおさめるわけなので、

(国のために)「税金の計算元にある利益正しい?」 というチェック組織が、国税さんです。

 

 

 とまぁ、

 こんな風に考えられたら日経とかも少し面白くなるかも?

 会計勉強せずとも会社の財務諸表くらい読めるようになるかも?

 と思うポリ子さんでした。